安全健康

従業員一人ひとりが輝き躍動するためには、心身の健康保持増進が基盤であり、その前提として、安全で快適な職場環境づくりが必要です。キオクシアグループは従業員の安全健康をサポートしています。

安全健康基本方針

キオクシア国内グループは、安全健康への誓いを、経営トップが自ら宣言し従業員全員が共有することを目的に、2017年4月に「安全健康基本方針」を制定し、常に時勢に沿った内容となるように毎年内容を見直しています。

キオクシア株式会社*1 2021年度安全健康基本方針

当社は、社会から信頼される企業集団となることをめざし、人間尊重、豊かな価値の創造、そして世界の人々の生活・文化への貢献という経営理念に基づき、記憶の技術をコアとして、一人ひとりの新たな未来を実現できる製品・サービス・仕組みを提供します。

また、当社にかかわる全ての事業において、多様な立場で働く人*2が「安全で快適な職場環境づくりと心身の健康保持増進活動」を継続的に推進し、労働安全健康パフォーマンスの向上ならびに改善に努めます。

  1. 安全と健康が経営上の最重要課題であることを明言するとともに、トップマネジメント(経営層)が主導し、経営戦略的、実効性ある労働安全衛生マネジメントシステムを推進するための安全健康管理体制の構築ならびに安全健康文化の形成に必要な資源を決定し提供します。
  2. 順守しなければならない法的要求事項およびその他の要求事項を順守します。
  3. 労働安全衛生マネジメントシステムの運用を通じ、労働安全健康におけるリスク及び機会を管理し、労働に関連する負傷及び疾病を防止することによって継続的に安全で健康的な職場を提供するため、次の事項について、目標・推進計画を定めます。
    1)    新規業務プロセス(装置・作業・材料導入等)に潜在するリスク抽出と低減
    2)    作業手順間の付随作業、及び行動(各サイト安全管理状況の実態に即した)に潜在するリスク
    3)    リスク評価レベルⅢ以上のリスク再評価と新たな潜在リスクの低減
    4)    感染症リスクへの効果的、重点的な対策の継続推進
    5)    労働安全健康意識向上と力量の認識・維持・有効性の評価
  4. 「健康経営」の実践に向けた健康管理状況の把握、課題の抽出、対策推進による従業員の心身健康保持増進およびヘルスリテラシー向上による「健康文化の醸成」に努めます。
  5. 当社にかかわる全ての事業において、働く人及びその代表と安全健康への取り組みを適切に協議し、参加を支援します。
  6. 利害関係者のニーズ及び期待を重視した双方向のコミュニケーションを通じ、社会の安全健康管理水準の向上に貢献します。

2021年4月1日
キオクシア株式会社
代表取締役社長 早坂 伸夫

「キオクシア国内グループ安全健康基本方針」(2021年度)

  • *1 本方針の対象範囲は、キオクシア国内グループです。
  • *2 当社にかかわる全ての事業において、多様な立場で働く人、とは、契約社員、請負業者、調達取引先、ビジネスパートナー等、当社の事業に関係する方々を全て含んでいます。

安全健康推進体制

キオクシア国内グループは、グループ各社の人事総務部内に安全健康担当を配置し、従業員の安全健康をサポートしています。さらに、従業員の安全健康情報に関して、代表取締役社長および人事担当執行役員へ定期的に報告しています。

キオクシア国内グループの安全衛生管理体制

キオクシア国内グループの安全衛生管理体制 キオクシア国内グループの安全衛生管理体制

労働安全衛生マネジメントシステムの推進

キオクシアグループでは、労働安全衛生マネジメントシステム(ISO 45001:2018規格)認証を2021年1月に取得しています。このシステムに基づき、リスクアセスメントによる安全健康リスクの低減と管理、および法令などの遵守管理を継続的に行い、安全管理の見える化を進めています。

また、組織と従業員の日々の地道な活動による安全管理に努め、職場の小集団による改善活動や危険に対する感受性を高める教育・訓練を継続的に実施しています。これらの安全管理活動とISO 45001に基づくマネジメントシステムを融合させた安全管理を実践しています。

ISO 45001:2018認証取得状況

※表を左右にスクロールすることができます

認証取得組織名称

認証機関

有効期限

認証登録番号

キオクシア株式会社

日本環境認証機構(JACO)

2022年3月28日

WC18J0004

Solid State Storage Technology Corporation

DNV.GL(現DNV)

2021年11月23日

183447-2015-ASA-RGC-RvA

安全健康に関する主な取り組み(2020年度)

※表を左右にスクロールすることができます

取り組み区分

内容

安全・健康
共通

  • 安全健康基本方針に基づく推進計画の立案と実行
  • 安全健康表彰
  • 事業場安全衛生委員会、職場安全衛生会議
  • 外部審査、内部監査の受査
  • 社長への定期報告

安全

  • リスクアセスメントによる危険源の抽出、およびリスク低減活動
  • 設備導入・改造時の安全審査
  • 社内安全専門委員会の運用
  • 労働組合、構内協力会社との情報共有と議論

健康

  • 遵法に基づいた健康施策の確実な実施
  • 受動喫煙による健康障害防止対策の推進
  • 脳・心臓疾患、生活習慣病対策
  • メンタルヘルス対策
  • 海外勤務者・出張者への健康管理
  • ワークエンゲージメント*3と職場の活性化推進
  • 感染症予防対策
  • *3 ワークエンゲージメント:仕事に対してのポジティブで充実した心理状態のこと。

安全健康に関する意識啓発・教育

安全衛生教育

キオクシア国内グループでは、労働安全衛生法に基づく法定教育のほか、新任や中堅クラスの安全衛生業務従事者向けの全社教育や事業場独自の実技講習の実施など、労働安全にかかわる従業員の力量確保に努めています。

主な安全衛生教育実績(2020年度)

※表を左右にスクロールすることができます

研修名

対象者数(名)

受講者数(名)

役職昇格者教育(安全衛生)

139

139

メンタルヘルス教育

14,058

14,058

雇入時教育(安全衛生・交通安全等)

2,072

2,072

労働安全衛生法に基づく各種教育
(職長・衛生管理者・産業用ロボット・墜落防止器具等)

1,347

1,347

力量向上教育
(安全健康推進委員・リスクアセッサー・内部監査員等)

182

182

これらの教育の他にも、各事業場で教育を実施しています。

労働災害の発生状況

キオクシア国内グループは、さらなる災害防止に向けた予防策を講じています。特に、重篤な傷病につながるおそれのある危険有害リスクの低減を最優先課題として、すべての職場や作業に対するリスクアセスメントを進め、リスクの把握からリスクの除去に向けた作業方法の見直し、リスクの低減、管理を目的とした設備改修、従業員への教育訓練の徹底などを計画的に進めています。

キオクシア国内グループの休業災害発生度数率*4

キオクシア国内グループの休業災害発生度数率グラフ キオクシア国内グループの休業災害発生度数率グラフ

※表を左右にスクロールすることができます

2018年度

2019年度

2020年度

全産業

1.83

1.80

1.95

製造業

1.20

1.20

1.21

キオクシア

0.12

0.07

0.13

  • *4:キオクシア国内グループの事業所(製造・非製造・R&D)における度数率。
    度数率=労働災害による死傷者数/延べ実労働時間×1,000,000。
    全産業、製造業の数値は各年度の厚生労働省「労働災害動向調査」より収集。