多様性の推進

多様な個性を持つ従業員がそれぞれの力を十分に発揮することが、イノベーションを創出し、企業の成長や社会への新しい価値創造につながります。このような考えから、キオクシアグループはダイバーシティ(多様性)を推進しています。

多様性の推進の方針と体制

キオクシアグループでは、人種、宗教、性別、国籍、障がい、年齢、性的指向等にかかわらず、多様な人材が活躍できる風土を醸成していきます。
人事担当執行役員をダイバーシティ推進責任者に定め、キオクシアホールディングスの人事総務部を推進組織と位置付け、グループ全体の施策としてダイバーシティの取り組みを進めています。

女性従業員のキャリア形成促進

キオクシアでは、女性従業員が活躍するための施策を進めています。
2020年度のダイバーシティ推進委員会では、女性活躍における課題について討議を進めました。また、仕事と家庭の両立支援に関する制度がわかりにくい・使いにくいといった課題を解決するため、「子育て制度・手続きハンドブック」「仕事と介護の両立準備ハンドブック」を作成し、従業員へ周知しました。

仕事と家庭の両立を支援するハンドブック

仕事と家庭の両立を支援するハンドブック:従業員に向けて、育児・介護などのライフイベントに伴う支援制度を分かりやすく解説したハンドブック

外国籍従業員の採用・活躍促進

ダイバーシティ推進の一環として、外国籍従業員の採用拡大を進めています。

シニア世代の活躍促進

従業員が年齢に関わらず、長年培った知識・経験を活かし活躍し続けることのできる制度として、2019年度から定年退職の年齢を60歳から65歳に延長しました。

障がい者の雇用

2020年6月時点で、キオクシアの障がい者雇用率は1.53%*です。

  • キオクシアおよび特例子会社であるキオクシアエトワール株式会社を合算した障がい者雇用率

キオクシア手話倶楽部

キオクシアグループでは、毎月、従業員を対象とした手話教室を開催しています。手話倶楽部では従業員が講師を務め、円滑なコミュニケーションの実現に向けて手話を教えるほか、聴覚障がいへの理解を促す情報を提供しています。

テレワークの普及や電話会議の増加、マスク着用に伴い、聴覚障がい者が会話内容の理解をしづらくなったことへの対策として、会話の内容を文字で表示するツールを新規に導入しました。

特例子会社であるキオクシアエトワールでは、こまめな声掛けをはじめとする日々のコミュニケーションや意見箱の設置など、障がいを有する従業員のニーズを把握し、働きやすい職場づくりに努めています。

ダイバーシティに関する教育

2020年度は、階層別教育の中でリーダー層を対象に、ダイバーシティマネジメントの教育を実施しました。

また、異なる文化や考え方を持つ人とのコミュニケーションについて学ぶ、「異文化コミュニケーション研修」を横浜テクノロジーキャンパスにおいて実施しました。

ワークライフバランスの推進

キオクシアグループでは、ワークライフバランスの充実に取り組んでいます。従業員一人ひとりが仕事に取り組む意識と仕事のやり方を変え、生産性を高める活動を進めています。

労働時間の削減・勤務時間への配慮

労働時間については、事業活動を行っている各国・地域の現地法を遵守するとともに、国内では、勤務時間のモニタリング、年休取得を推進しています。
また、長時間労働者に対しては産業医による面談を行っています。
2020度のキオクシアの一人当たり総実労働時間は2,010時間、年間時間外労働時間は407時間でした*。キオクシアグループでは、多様な人材の活用およびワークライフバランス促進の観点から、労働時間を削減するための働き方の転換を進めています。2020年度には、本社を中心とした在宅勤務の試行や、在宅勤務に関するアンケートを実施しました。アンケート結果を踏まえ、「新しい働き方」を前提にした、時間や場所にとらわれないインフラの整備を検討しています。

  • 対象は管理・監督者を除く

労働時間にかかわる主な制度・施策(キオクシア)

※表を左右にスクロールすることができます

制度 / 施策

主な内容

柔軟な勤務制度

フレックスタイム制度、在宅勤務制度

長期休暇制度

自己啓発、社会貢献活動、私傷病(含不妊症)、育児、介護、看護、結婚、忌引、配偶者出産などを理由に、従業員が個人別に積み立てた年休(最大25日)を活用できる

年次有給休暇の取得促進

計画的な年次有給休暇の取得を促進

勤務時間を見える化するシステム

「勤務実績状況表示システム」を運用

各職場での長時間労働改善

部門や事業場ごとに長時間労働是正の取り組みを展開
(例:ターゲットタイム(退社時刻)の申告、日曜日出勤の原則禁止、深夜残業の原則禁止、集中タイム設定、定時以降の会議原則禁止)

活動事例:勤務時間を見える化するシステムの活用

キオクシアグループでは、働き方の現状を正しく認識し、上長と従業員が日常的に労働時間を強く意識する環境づくりを目的に「勤務実績状況表示システム」を運用しています。

「勤務実績状況表示システム」では、週次で勤務実績をリマインドし、時間外労働時間に対する注意を促すなど、勤務の見える化をサポートしています。

仕事と育児・介護の両立支援

キオクシアグループでは、仕事と家庭の両立支援に取り組んでいます。法定水準を上回る制度を整備、さらに拡充と柔軟化を進めています。「時間単位年休制度」では、1時間を超えて取得する場合に15分単位で取得することができます。

仕事と育児・介護の両立を支援する主な制度(キオクシア)

出産・育児

※表を左右にスクロールすることができます

制度

法定

キオクシアの制度

育児休職制度

期間:一定の要件を満たす場合を除き、満1歳まで
回数:1人の子に対して1回まで申請可

期間:子の満3歳到達の月末まで
回数:1人の子に対して3回まで申請可

短時間勤務制度

対象:3歳未満の子を養育する者

対象:小学校修了前の子を養育する者

  1. 申請回数に制限なし
  2. フレックスタイム制との併用可
  3. 15分単位で設定可

時間単位年休

取得時間は、1時間単位とする。但し、1時間を越えて取得する場合は、15分単位で取得できる。

介護

※表を左右にスクロールすることができます

制度

法定

キオクシアの制度

介護休職制度

被介護者1人につき、通算して93日まで

被介護者1人につき、通算して365日まで3回まで分割して取得できる。

時間単位年休

取得時間は、1時間単位とする。但し、1時間を越えて取得する場合は、15分単位で取得できる。

職場復帰

※表を左右にスクロールすることができます

制度

キオクシアの制度

次世代育成手当て

対象となる子毎に支給
※他社に勤める配偶者が扶養している子も支給対象

相互理解プログラム

休職前および復職後に本人、上長、人事担当者が、休職中の取り扱いや今後のキャリアについて話し合う機会を設け、休業・休職前後の社員が抱える不安を軽減

再雇用の仕組み
(キャリアリターン制度)

以下の事由で退職せざるを得ない者を再雇用できる仕組みを整備

  1. 配偶者転勤に同伴するための退職(5年以内)
  2. 被介護者を介護するための退職(3年以内)
  3. 出産、育児・養育のための退職(3年以内)

福利厚生

企業年金制度

老後の生活のために、厚生年金保険の老齢厚生年金に加え、企業年金制度(確定給付企業年金)を導入しています。また、確定拠出年金も導入し、老後資金のさらなる充実を図っています。

従業員関連データ(2020年度)(キオクシア)

※表を左右にスクロールすることができます

項目

実績

従業員内訳*1

男性91.0%、女性 9.0%

役職者(課長クラス以上)における女性比率*1

3.5%

取締役会における女性比率*1

0%

新卒採用における女性比率*2

事務系 25.0%、技術系14.4%

平均勤続年数*1

全体17.5年(男性18.0年、女性12.9年)

離職率*3

全体1.3%(男性1.3%、女性1.5%)

有給休暇取得日数

18.3日

  1. 2020年4月1日 時点
  2. 2020年4月入社、新卒実績
  3. 自己都合退職者のみ

キオクシアグループでは、さまざまな職種でさまざまな人材が個々の強みを活かして働いています。