社会動向
便利で快適な生活づくり
1ビットをより多くの人へ。人々がよりよい生活をすることに貢献する


大容量・高速・低消費電力・高信頼性の技術を高め、
人々のライフスタイルをスマート化することで、より多くの人が
便利で快適な生活を送る社会をつくることに貢献します
大容量・高速・低消費電力・高信頼性の技術を高め、人々のライフスタイルをスマート化することで、より多くの人が便利で快適な生活を送る社会をつくることに貢献します。
- * 本ページに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
デジタル社会の発展とデータ需要の増⼤に持続的に応えるキオクシアグループ
キオクシアは、1987年のNAND型フラッシュメモリの発明に代表される半導体メモリの技術で、電⼦機器の進化やデジタル社会の進展を⽀えてきました。今後、AI、IoT、ビッグデータ活⽤で⼈々が⽣成するデータ量が爆発的に増加し、新たなニーズや課題が拡⼤することが予想される中、私たちは時流を捉えてイノベーションを創出し、新たな製品・サービスを社会に提供し続けます。
キオクシアグループは「『記憶』で世界をおもしろくする」というミッションのもとにこれからも社会の発展とともに成長していきます。


- *1 2017年に株式会社東芝のメモリ事業を会社分割により承継して東芝メモリ株式会社として事業を開始し、2019年にキオクシア株式会社に社名変更しました。
1980年代
⽇本では1970年代から半導体の製造が盛んとなり、「産業の⽶」と呼ばれました。
1980年代は、ノートブックPCや家庭用ゲーム機などの新たな電⼦機器の発売、⽇本での携帯電話サービス開始など、デジタル社会加速の第⼀歩を踏み出した時期です。

キオクシア
1987年 NAND型フラッシュメモリの発明
キオクシアは1987年に世界で初めてNAND型フラッシュメモリを発明しました。フラッシュメモリは「超小型の半導体記憶媒体」です。当時、電源を必要としない記憶媒体としては磁気を利⽤したテープやディスクが主流でしたが、NAND型フラッシュメモリは読み書き時間の短縮や、⼩型化が期待されました。

1990年代
社会動向
1990年代に⼊ると、パソコンが幅広く普及し、ワールドワイドウェブ(WWW)の登場でインターネットも⼀般に普及し始めました。当時はインターネットの接続に電話回線を利⽤しており(ダイヤルアップ接続)、現在のように常時インターネットに接続するものとは程遠いものでした。
デジタルカメラも登場し、撮影データを記憶するメモリカードがその技術⾰新の⼀端を担いました。

キオクシア
1991年 世界初*のNAND型フラッシュメモリ製品である4Mbit NAND型フラッシュメモリを製品化
1992年 四⽇市⼯場 設⽴
当時の最先端メモリ製品の量産拠点として、四⽇市⼯場が設⽴されました。四⽇市⼯場では1999年にNAND型フラッシュメモリの⽣産を開始しました。

四⽇市⼯場発⾜当時(1992年)
2000年代
社会動向
2000年代に⼊ると、携帯電話や⾳楽プレーヤー、デジタルカメラなどの電⼦機器が⼀般に普及し、⾳声や動画データの圧縮技術も進歩したことを背景に、記録デバイスとして⼤容量かつ⾼性能なフラッシュメモリが求められるようになりました。
携帯電話にカメラが搭載され、第三世代通信規格「3G」サービスの開始で高速大容量の通信が可能になり、携帯電話でも電⼦メールやインターネットが利⽤できるようになりました。

キオクシア
2001年 世界で初めて*多値化技術をNAND型に導⼊した、1Gbit MLC(160nm世代)NAND型フラッシュメモリを製品化
2007年 3次元フラッシュメモリ技術を発表
当時、フラッシュメモリの⼤容量化のための微細化技術(平面上に多くのメモリセルを配置する技術)は物理的な限界を迎えようとしていました。
そこでキオクシアは、メモリセルを⽴体的に積み上げる「3次元フラッシュメモリ技術」を2007年に世界で初めて発表しました。製造コスト低減のため、板状の電極を積み上げてそれらを貫通する⽳を開けて電極を通し、⼀気にすべての層でメモリセルをつくる画期的な技術で、「BiCS FLASH™」に採用されています。

2007年 業界最大級*の容量128GB SATA SSDを発表
SSDがノートブックPCにHDD(Hard Disk Drive)の置き換えとして搭載されるようになり、これ以降、ノートブックPCの⾼性能化・軽量化・低価格化に⼤きく貢献しました。
2010年代
社会動向
フラッシュメモリを搭載したスマートフォンが普及し、容量の⼤きい画像や⾳楽や動画を端末に保存できるようになりました。
ウエアラブル端末、スマートスピーカー、VRといったさまざまな電⼦機器が登場し、インターネット・クラウドの普及に伴いデータ通信量が爆発的に増加。デジタル技術がもはや⼈々の⽣活に不可⽋なものとなりました。

キオクシア
2016年 3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASH™」量産開始
2017年 東芝メモリ株式会社(現キオクシア株式会社) 発⾜
2019年3⽉1⽇ 東芝メモリホールディングス株式会社(現キオクシアホールディングス株式会社) 設⽴
2019年 キオクシアとしての新たな出発
2019年10⽉1⽇、私たちは東芝メモリからキオクシアに社名を変更し、新たなスタートを切りました。

2020年以降
社会動向
デジタル技術の発展は、データ活用による経済活動の効率化、インターネットを通じた国・地域を超えたコミュケーションの実現など、人々のライフスタイルを大きく変えました。
今後もAI、IoT、ビッグデータ活⽤で、⼈々が⽣成するデータ量が爆発的に増加し、自動運転や遠隔医療など、新たなニーズや課題が拡⼤することが予想されます。

キオクシア
2020年7⽉ 台湾・LITE-ONテクノロジー社の⼦会社 Solid State Storage Technology Corporationを買収
2022年10⽉ 四⽇市⼯場 第7製造棟 竣⼯
3次元フラッシュメモリ第6世代製品(162層)ならびに今後も進化を続けるフラッシュメモリの生産に対応していきます。
2023年6月 新たな研究・技術開発施設の稼働を開始
横浜テクノロジーキャンパスFlagship棟と新子安テクノロジーフロントの稼働を開始、研究開発の効率性を高めるとともに、イノベーションの創出を促します。
キオクシアグループはこれからも、「記憶」の技術で
便利で快適なデジタル社会に新たな価値を提供し続けます
キオクシアグループはこれからも、「記憶」の技術で便利で快適なデジタル社会に新たな価値を提供し続けます