サプライチェーンCSRの推進

調達取引先まで含めた人権・労働・環境面などのCSRを果たしていくために、キオクシアグループでは調達取引先における従業員の労働環境適正化や環境負荷低減などを推進します。

キオクシアグループのサプライチェーン

キオクシアグループでは、世界各地の調達取引先からさまざまな原材料や資材を調達しています。地域別では海外調達額比率が53%を占めています。

地域別 調達額比率(2018年度金額ベース)

地域別 調達額比率(2018年度金額ベース)

キオクシアグループの調達方針

キオクシアグループは、調達関連法令を遵守した公正な取引を通じて、調達取引先との健全なパートナーシップの構築に努めています。

キオクシアグループの生産ならびにサービス提供に重要な役割を担う調達取引先に、「キオクシアグループの調達方針」への同意と実践をお願いしています。社会情勢に応じて同方針の内容を改定した際は、その都度、改定内容を周知しています。

これに加えて、環境に関しては「キオクシアグループグリーン調達ガイドライン」 を定め、紛争鉱物に関しては「キオクシアグループ紛争鉱物対応方針」を定めています。

業界団体・行動規範への追随

サプライチェーンにおける人権・労働・安全衛生・環境・倫理などのCSRを推進していくため、キオクシアグループは、国連グローバル・コンパクト(UNGC)、RBA行動規範の趣旨に沿った調達活動を推進しています。

※ RBA: Responsible Business Alliance。2017年10月にEICCから名称変更しました

別ウィンドウで表示します。

サプライチェーン・マネジメントの推進体制

キオクシアグループでは、キオクシアの本社調達部に企画担当を設置し、調達取引先との公正な取引とサプライチェーンCSRの推進に努めています。
推進にあたっては、CSR推進部門、環境部門など関連部門や各事業部門と連携を図っています。

CSR調達の推進とモニタリング

CSR調達の推進

国連グローバル・コンパクト(UNGC)、RBA行動規範の趣旨に沿ったCSR活動を推進する旨を、継続的に取引している調達取引先約500社および新規調達取引先に要請しています。

モニタリング

継続的に取引のある調達取引先に対しては、品質監査時などに製造現場の管理状況を確認し、必要に応じて改善を要請・支援しています。調達取引を新規に開始する場合は、調達取引先の製造現場や管理の仕組み、環境、人権、労働、安全に関する法令遵守状況、経営状況などがキオクシアグループの調達・選定方針に則しているかを確認しています。
環境、人権、労働、安全にかかわる改善支援と説明を継続的に行い、調達取引先並びにその工場に関する調査(自己点検含む)を実施しています。

説明会参加と調査実施調達取引先数 (2018年度、キオクシアグループ、のべ社数)

内容 説明会・
改善支援
調査実施 実地調査
人権・安全 7社 89社 0社
環境 69社 97社 0社
合計 76社 186社 0社

※調査にはRBA SAQ(Self-Assessment Questionnaire)による取引先自己点検、第三者による監査、独自基準による調査・監査を含みます

調達取引基準違反時の対応

調達取引基準に違反した場合、改善要求を行います。また、必要に応じて是正指導・支援を行い、是正が困難と判断された場合には、取引を停止します。

改善依頼・是正要求および取引停止社数(2018年度、キオクシアグループ、のべ社数)

内容 改善依頼 是正要求 取引停止
人権・労働安全 10社 2社 0社
環境 22社 0社 0社

主な指導事例(2018年度)

環境配慮の徹底 改正RoHS指令によるフタル酸エステル使用禁止措置に伴う取引先各社への不使用要請とその確認
人権・労働安全の徹底 取引先工場に於ける、労働者雇用条件の是正要求

紛争鉱物の不使用(コンフリクト・フリー)について

2013年1月に米国金融規制改革法(ドッド・フランク法)の紛争鉱物問題に関する1502条が施行され、米国証券取引所に上場していないキオクシアグループも、上場企業のサプライチェーンに連なる企業として、コンゴ民主共和国およびその近隣周辺地域で採掘された紛争鉱物の使用状況について調査し、顧客に報告しています。

キオクシアグループは、人道的な観点から、コンゴ民主共和国およびその近隣周辺地域で産出され、非人道的行為にかかわる紛争鉱物の錫、タンタル、タングステン、金を原材料として使用しないことを定めた「キオクシアグループ紛争鉱物対応方針」に基づき、責任ある鉱物調達を推進しています。

キオクシアグループ紛争鉱物対応推進体制

関係する部門からなる「紛争鉱物対応事務局」が、「キオクシアグループ 紛争鉱物対応ガイドライン」に従った活動を推進し、キオクシアグループとしての取り組みの徹底と、情報を共有しています。

紛争鉱物対応調査

キオクシアグループの調達取引先に対して、紛争鉱物問題の理解度や、紛争鉱物の使用状況、製錬所情報を確認する調査をしています。2018年度は、3TGを使用している可能性のある調達取引先82社を調査しました。また、RMI(Responsible Minerals Initiative)による認証を受けた精錬所(RMAP Conformant Smelters & Refiners)からの鉱物調達を、当社調達取引先に依頼しています。

※ 錫(Tin)、タンタル(Tantalum)、タングステン(Tungsten)、金(Gold)。それぞれの英語頭文字をとって「3TG」と称される

グリーン調達

環境負荷の小さい資材(部材)を選定し調達するための当社の基本的な考え方や、すべての調達取引先様に対する具体的な要望事項を明文化した「キオクシアグループグリーン調達ガイドライン」を定めています。これは、調達取引先様と環境保全活動に関する問題の共有化・相互協力を行い、ともに地球環境保全活動に取り組んでいくことを目的とするものです。

PAGETOP